カツラ入門!かつら・ウィッグの用語をご紹介!

間違いだらけのカツラ選び
東京のFM J-WEBに黒髪はえ太が生出演しました。かつらの事について語りました!

カツラの用語集

○ツーペ・ウイッグ
カツラと同じ意味です。「ツーぺ」は部分カツラを指します。「ウィッグ」は化繊でできた数千円のお遊びかつらを指す場合も多いようです。メーカーではカツラのことをこのように呼ん でお客様に言葉で刺激を与えないように注意しています。


○ベース

カツラ・ウイッグの一番重要な要素「髪」に次いで重要なパーツです。@人工皮膚AネットB極薄スキンの2種類があります。

人工皮膚は分け目に使う場合が多いですが、かつらのベース全面に使用することもできます。その場合のデメリットはウィッグが重くなることです。また通気性がなく暑いです。メリットは上からカツラ・ウイッグを覗き込んでも自然だということです。

ネットは化学繊維で出来ています。通気性がよく@ネットと人工皮膚の組み合わせAネットだけでベースを構成するような組み合わせが多いです・

最後にスキンベースは接着剤を使用して2週間くらいのかつら・ウイッグの連続使用をします。髪がある場合は剃る必要があります。

NPUという言い方がありますが、Nはネット・PUはコーティングを指します。NPUとはネットを両側から挟むように、コーティングしている状態を指します。かつら・ウイッグの周囲部分にはNPUを使います。


●かつら(ウィッグ)の脂抜き
掲示板に書き込みしていただいた、元AD社の社員によると、 「特殊な液につけて脂を抜きカツラ(ウィッグ)を長持ちさせると説明し、その実は、かつらの売上をあげる」 方法のようです。 はえ太も、ネーミングがかつら(ウィッグ)の長持ちに良さそうなのでお願いしていました。カツラ・ウィッグを別の部屋に持っていって処理してくるのでどんな事をやってもらってるのかよくわかりませんでした。


●カツラ(ウィッグ)の装着方法

@かつらをピンで装着 (はえ太推奨)
○一番ポピュラーです。この方法のよいところは寝るときにカツラ(ウィッグ)を外せることです。お風呂にでもゆっくり入って頭皮をマッサージしてロゲインでも塗って、昼間にカツラ(ウィッグ)で露出できなかった部分を露出させて呼吸させましょう♪もちろんかつら(ウィッグ)をつけたまま寝ることもできますよ。まずカツラが頭から外れることはありません。

○頭にまったく毛が無い場合はかつら(ウィッグ)をテープのみで留めることになります。 プールで頭を水につけて泳がないといけない場合などはかつら(ウィッグ)を頭にとめる強力接着テープなるものがあります。接着力はすごいですよ!

A接着剤(強力)によるカツラ(ウィッグ)の装着
「接着剤」というとカツラーが嫌悪感を感じるので、黒髪はえ太には、AN社の社員は「クリーム」と説明しました。 欧米ではこのように接着剤でかつら(ウィッグ)を装着する方法はかなりユーザーが多いそうです。 はえ太はこの方法を最初にやったのですが、かつら(ウィッグ)を外すときに苦労しましたあああ。接着剤を剥がす液体をカツラと髪がひっついている部分に塗るのですが全然外せないんですもん(怒)お風呂場で挑戦したのですが、すごい長風呂になってしまいました。

B髪とかつら(ウィッグ)をくくりつける方法
スヴェンソン はこれオンリーのようですがはえ太はアートネイチャーで経験しました。これは 髪に悪かった です。かつら(ウィッグ)と地毛のくくりつけの所が不潔になってかなり脂分が溜まり、しかも寝ている時にかつらが髪を引っ張ってしまい、かなり髪が抜けてしまいました。まずカツラに髪をくくりつけた当初は頭の真ん中などの部分が痒くてもかけなくて辛かったです。カツラ(ウィッグ)の前部分を無理やり持ち上げて指などを突っ込んで掻きましたがくくりつけ部分の髪を無理に引っ張ってしまうので痛かったです。

髪は一ヶ月に1センチくらい伸びるのでしだいにカツラ(ウィッグ)が頭から浮いてきます。そうなると指もつっこみやすくなるのですが、今度は寝ている間に頭が自然に動くのでかつら(ウィッグ)もそれに合わせて引っ張られます。不潔なのとかつらが引っ張られるので髪をくくりつけた部分がどんどん抜けました。数センチおきに髪が抜けたポータルサイトが頭にできました(涙)

Cヘアフォーライフなどに見られる最近のかつら(ウィッグ)CMの方法
CMではとても自然ですので、はえ太も思わずアデランスを訪問してしまいました!!でもこれは自然さをアピールして見込み客を店に足を運ばせる手段です。

髪を剃って(抜けてしまってる人は剃らなくて結構)極うすスキンに植えた髪を頭に貼り付ける方法です。これは空気を通す素材のスキンなどと説明を受けましたが、接着剤を頭に塗るのですから当然皮膚によいはずはないと思います。しかも極うすスキンなのでかつらの髪も抜けやすく数ヶ月しかもちません。そのたびに買いましていかないといけません。単価が高いとユーザーにとってかつら(ウィッグ)代が支払いきれないくらいの金額になります。その為に1個の単価設定を安くして、年間ではカツラ(ウィッグ)を買うよりチョイ高い金額で収まるようにしてあります。

かつらの前髪部分の極うすスキンが自分が気づかないうちに接着剤がはがれてピラピラしそうと思ったのは、はえ太だけでしょうか(笑)

CMで大手だけでなく、手とか頬とかから髪が生えたように見せていかにも技術があるように見せていますが、この実は手法は基本的に15年前からありました。はえ太も生え際部分に15年前にANで試したことありますよ。例えば1センチ四方のブロックスキンに髪を植えておいて頭に接着剤でひっつけます。最初はほんとに自然なのですが1週間もすると頭は生きていますから老廃物がでてきます。それがこのスキンをはがして浮かせていくのです。そうなると何をするかというと剥がれてきた部分に再度接着剤をつけて頭に押し付けます。これを2回もやると接着剤が不自然に頭にありみた目も汚いです。これは少量つかっても月に10万くらいすぐに使うことになり、すぐに中止しました。そのような説明をしないで、売るのですから売り方がまずいですよね〜〜